今回簡単にあらすじをご紹介する映画はコチラ!
『ビッグアイズ』
です。
①絵を描く人は見てみて ②結末までハラハラする ③実際にあったお話
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Contents
幸せ?な生活の始まり
絵描き同士の良き夫婦に…
主人公のマーガレットはある日小さい娘のジェーンと共に横暴な夫から逃げて、ある町で暮らし始める。しかし働いたことの無いマーガレットに出来るのは学生の頃に学んだ「絵を描くこと」しかなく、中々まともな暮らしが出来ずにいた。
そんな中マーガレットは風景画を描くと言うバツイチの男性、ウォルターと出会います。奇策で明るく、娘のジェーンとの生活のことも考えてウォルターと結婚することに。
2人はそれぞれに絵を描きながら、色んな場所で販売会を催すも絵はいっこうに売れなかった。ある日ウォルターが主催人と喧嘩をした際にそれが新聞に写真付きで掲載され、そこに写っていたマーガレットの描いた「目の大きな子(ビッグアイズ)」が注目され、途端に世間で「ビッグアイズ」の絵が注目され出したのでした。
生活の為に「誰にも言わないで」
これはイケる!と思ったウォルターは、絵を売る為に商才のある自分が表に出てマーガレットは家に籠って絵だけ描いてくれていればいい、と言うのでした。
そしてウォルターは「この絵を描いたのは自分だ!」と言い張るようになります。
マーガレットはそれに抗議しますが、しゃべりも出来て売り方が分かってる男の自分が作者と言った方が絵は売れる。と言い張り、マーガレットはこのことを内緒にしてとにかく絵を量産していればいい。と言うのでした。
生活のこともあるし、実際まだ女性が公に仕事をするような時代ではなったので、女性だとナメられるかもしれない。と、マーガレットは悩みながらもそれに従って「ビッグアイズ」を描き続けるのでした。
お金と自由
大衆化していくビッグアイズ
マーガレットの描く「ビッグアイズ」はどんどん人気になっていくが、中々大きな絵を一枚買ってくれる一般人はおらず、ウォルターは絵をポスターやチラシの形にして安価に大量に売る方法を思いつき、またお金を儲けます。
けど中にはこの「ビッグアイズ」に対して批判的な意見を言う人もいた。それに対しウォルターはテレビにも出て「これは自分が戦後に見た戦争孤児たちの悲しみを描いたものだ」と情に訴え、世間をさらに味方につけていきました。
そうしてどんどんビッグアイズは世の中を埋めていき、買い物にスーパーに出かけたマーガレットが目にしたのは色んなグッズになったビッグアイズ。するとすれ違う客や店員の目がまるでビッグアイズのように目が大きくなって見えたのだった。
別の私の絵。
ビッグアイズばかり描いていたマーガレットは「自分の絵だと言える作品も欲しい」と、少し画風を変えて自分のサインを入れて世間に出すがビッグアイズの前では何にもならなかった。
ビッグアイズの功績で一家は大豪邸に住むようになり、そこにある日マーガレットの友人が遊びに来て画廊を覗いてしまい、「この絵はマーガレットが描いているのでは?」と疑いを持ちますが、その場に居合わせたウォルターによって追い帰され、マーガレットは誰とも会えない孤独な存在となってしまいます。
そんな時、昔ウォルターが描いていたであろう風景画を見つけますが、そこには見知らぬ誰かのサイン…。ウォルターはそもそも絵を描いたことなどなかったのです。
マーガレットの逃亡
ある時大博覧会があることを聞きつけたウォルターが、そこに大きなビッグアイズの絵を送ろうと提案します。しかしまたある評論家が新聞で「ビッグアイズ」を大酷評。
呼ばれていたパーティーで酷評主に会ったウォルターはその場で大ゲンカ。結果送ったビッグアイズは回収の流れとなり、その夜ウォルターは酒を飲みうまくいかないことの八つ当たりにマーガレットと娘のジェーンを追い詰め、我慢の限界を悟ったマーガレットはそのまま車に乗って娘と二人でハワイへと逃げ出すのでした。
続く戦いの末
もう逃げるのはやめた
ハワイへと逃げてきたマーガレットの元にウォルターから電話が来たのはマーガレットが逃亡して1年後のことだった。ウォルターは離婚したいのだったら条件を飲めと、ビッグアイズ100枚描いて、諸々の権利をコチラに渡すよう伝えるのでした。
どうしても離婚したかったマーガレットはしぶしぶその条件を飲んでビッグアイズを描きますが、ある日家にやって来た宗教の言葉に感化され「戦う」ことを決意し、ハワイのラジオ局で「ビッグアイズは全て自分が描いた」と暴露します。
それに対してウォルターは、マーガレットは宗教に惑わされ気が狂っているだけだ。名誉棄損で訴えると言い、ついにマーガレットvsウォルターの裁判が始まるのでした。
証明するには”コレ”しかない
裁判所でウォルターは新聞社の後ろ盾を武器に、名誉棄損に対する有利な判決を受けます。しかし新聞社が受けたのは「名誉棄損」に関する事案だけで、その他の権利云々までは面倒見れないと、裁判の途中でウォルターは一人で戦うことに。
証言の際、マーガレットの発言は聴衆の心を真摯に打つが、ウォルターの発言はあまりに陳腐で表面的なものばかり。これでは埒が明かないと裁判長は最後の手段に出ます。
「ここで実際に『ビッグアイズ』を描いてみなさい」
同じキャンバス、同じ画材を用意され設けられた時間は1時間。マーガレットは娘のジェーンと思いを重ねるように手を重ね、席を立ちキャンバスに向かっていつものように「ビッグアイズ」を描き始めます。しかし一方のウォルターは絵を描いたことすらない存在。キャンバスに向かって「…精神統一をしてます、アイデアが降ってくるのを待ってます」などと言い、最後には「古傷が痛んでペンが持てない!」と言う苦し紛れの言い訳に、この裁判に決着がつくのでした。
見事勝利を勝ち取ったマーガレットは裁判所から、証拠として描いた絵を持って晴れ晴れしく出てきて、待っていた人からビッグアイズの画集を差し出され「サインをください!」と言われ、ウォルターの名前の上にマーガレット自身のサインを描くのでした。
ココ押し‼
絵を奪われる苦悩
自分が作った物、生み出した物を他人に奪われ、しかもそれを自分のものと言えずに何年も過ごせなんて気が狂いそう…。と思ったのが自分の第一印象でした。
こういうのを見ると、確かにマーガレットを利用したウォルターが圧倒的に悪なのは確かなのですが、生み出す力があってもそれを自分でプロデュースする力がないと他人にいとも簡単に利用されてしまうもんだな…。という教訓にも思いました。
マーガレットの場合は母子家庭だったし、時代的にも女性が働くのが普通じゃないとされていた背景もあるので、中々現代みたいに色んな働き方を選べる時代と同じように考えていけないのですが。
だからこそ現代では可能性があるのなら、それをちゃんと理解するというが大事になってきますね!
彼らのその後。
実はこの映画のエンドロールに、その後のウォルターやマーガレットのことが紹介されていて、ウォルターは最後まで自分が描いたのだと主張し続け、2000年に無一文のまま他界。
マーガレットはその後も絵を描き続け、おばあちゃんになった今(映画公開2014年時点)でも絵を描き続けている。と説明されていました。(2020年現在92差歳)
因みにこの映画の監督はティム・バートンで、マーガレットから見た人々の目がまるでビッグアイズのように大きくなって見えるシーンの不思議さは、ティムバートンの雰囲気が出てましたね!
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