【レオン】簡単あらすじ！孤独な殺し屋と女の子の軌跡を描いた傑作。

今回簡単にあらすじをご紹介する映画はコチラ！

『レオン』

です。

どんな映画？

①リュックベッソン監督の名作 ②殺し屋と女の子名コンビ ③切ないけど愛おしい

Contents

孤独な2人の出会い
- 殺し屋と女の子
- 惨劇と転機
凸凹コンビ
2人の行きつくところ
- 個人的な恨み
- 大地に根を張って
ココ押し‼
- ナタリーポートマンの美しさ
- 少女から闘う女性へ
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孤独な2人の出会い

殺し屋と女の子

ニューヨークの街で孤独に暮らしている男、レオン（演：ジャン・レノ）は凄腕の殺し屋。イタリアンマフィアのトニーからの依頼を日々こなし、坦々と毎日を過ごしていた。

その日もレオンはそつなく任務を遂行し、何事も無かったようにアパートに戻ってくるが廊下でタバコを吸っている12歳の少女、マチルダ（演：ナタリー・ポートマン）と出会う。マチルダは父親から暴力を振るわれており顔に痣があり、また再婚相手の義母や姉からも暴力を受け親しいのはまだ幼い弟だけ。マチルダはタバコを吸っていたこと内緒にしててと告げて、自分の部屋へ戻っていくレオンを見送ります。

レオンは仕事が無い日には少しの家事、筋トレ、観葉植物の世話という同じルーティーンをこなし、時々趣味の古い映画を映画館に見に行くくらいだった。映画を見終わってアパートに帰ってきたレオンが見たのは鼻から血を出したマチルダだった。マチルダはレオンに、大人になっても人生は辛いかと聞くと、レオンは一言、辛いさと返すのでした。

マチルダはこれから義母のお遣いで買い物へと行くがレオンの分の牛乳もついでに買ってくると言ってアパートを出ていった。

惨劇と転機

マチルダが出かけてすぐ、マチルダの父が麻薬をくすねたと麻薬密売組織のスタンスフィールド（演：ゲイリーオールドマン）一味がやってきて、あっという間に部屋にいた父、義母、姉、そして弟まで皆殺しにされてしまう。

そこに何も知らないマチルダが帰ってくるが、まだスタンスフィールド達がいる中、入り口に父親の死体が転がっているのを見て部屋の前を素通りしてレオンのいる部屋へと向かい、泣きながら入れて欲しいと頼み、仕方なくレオンはマチルダを中に入れるのでした。

他の家族のことはどうでもいいが弟だけは可愛かったとマチルダは涙を流し、そんなマチルダを励まそうとレオンは不器用ながらもおどけてみせたりします。マチルダはレオンが殺し屋であることを知り、身の回りのことを何でもするから殺し方を教えて欲しいと頼みます。もちろんレオンは断りますが、一晩明けても屈っせず、大人びたマチルダの態度に折れて、レオンはマチルダと行動を共にするようになるのでした。

凸凹コンビ

始まり

アパートを引っ越し、ある宿へとやってきた2人。入室にあたって書類の記入が必要だったがレオンは教養がなく文字が書けなかったのでマチルダが代わりに書いたり、自分達の関係をうまいことごまかしたりとマチルダはそつなく全てをこなした。

マチルダの決心を受け止めたレオンは殺し屋の仕事を一から教えることにし、またその対価として家の事や雑用などは率先してマチルダがやり、また共に筋トレをしたりレオンに文字の読み書きを教えたりといった日々が始まった。

時にマチルダの提案でモノマネゲームをしたり、レオンが大事にしてる観葉植物をみて、大地に根が張ってないところが自分達に似てると言って、霧吹きの掛け合いをしたりと2人の距離は次第に縮まっていくのでした。

気持ちの変化…

2人の距離は縮まり、次第にマチルダを放っておけなくなっていくレオンの態度にマチルダは愛おしさを感じ、マチルダはこれは恋だわとレオンに儚げな声で言うと、レオンは驚いて飲んでいた牛乳を吹き出すも、勘違いだと言って急いで仕事へ向かうのですがどこかテンパっている様子。

この暮らしにも慣れて来たある日、マチルダは事件現場へと足を運び、人目を盗んで部屋へと入ってそこで隠してあったお金や大切にしていたぬいぐるみを持って帰ろうとします。しかし丁度そこにやってきたのは、家族を殺したスタンフィールドと警察だった。

そこでの会話を聞いて、スタンスフィールドは麻薬密売組織でいながら実は麻薬取締局でもあるということを知ってしまうのでした。

愛のかけひき

弟の仇を知ったマチルダは持ってきたお金を出してレオンにスタンスフィールドの殺しの依頼をしますが、レオンは危険すぎると断ります。もしマチルダが人殺しをしたらもう普通の人間には戻ってこれなくなると。しかしマチルダは自分に残されているのは愛か死しかないと言い、銃に弾を装填し、自分の額に銃口をつけ、もし少しでも私に愛の感情があるならそれを示して。と引き金を引きますがレオンはそれを寸でで止めます。

マチルダは自分の勝ちだと言い、レオンと共に本格的に殺し屋の修行へと乗り出すのでした。

いくつかの仕事を共にこなしていき、マチルダもだんだんと様になってくるようになった。

そしてレオンは自分の雇い主のトニーの元へ行き、もし自分の身に何か起こった場合、一緒にいたマチルダという女の子に今まで自分が稼いできたお金を渡して欲しいとた頼むのでした。

2人の行きつくところ

個人的な恨み

レオンはある日重要な仕事があると、マチルダを一人置いて仕事へ出ていきます。マチルダは一人残されしばらくずっとある事を考えていました。そしてその考えに決断を出し、マチルダはとうとう単身でスタンスフィールドのいる麻薬取締局へ乗り込むことにしたのです。

マチルダはピザの配達を装って麻薬取締局へと潜入するも、スタンスフィールドに見つかってしまい、誰の手先だと問われるが個人的な恨みだと言う。殺されるかもしれないその矢先、スタンスフィールドの手下がやってきて仲間が殺し屋に殺されたと報告をしにきた。どうやら雇われではなく個人的な恨みのようだと、それはもちろんレオンのことだった。

マチルダは一旦スタンスフィールドに捕まってしまうが、一仕事終えてやってきたレオンの手によって無事救い出されるのでした。

その夜、マチルダはレオンに自分を求めて欲しいと頼みますが、レオンは昔自分のせいで死んでしまった恋人やその原因を処分したことによってこの仕事に就くことになった悲しい過去を話、それ以来恋愛は出来ないと告げる。そんなレオンをマチルダは受け入れ、いつも椅子で寝ているレオンに、せめて一緒にベットで寝て欲しいと2人並んで心安らかに眠るのでした。

大地に根を張って

一方部下を殺されたスタンスフィールドはレオンに毎回仕事を依頼していたマフィアのボスのところへ行く。実はレオンに殺し屋の仕事を依頼していたトニーに指示を出していたのはその上にいる麻薬密売組織のスタンスフィールドだったのだ。

スタンスフィールドはそこからレオンとマチルダの情報を吐かせ、次の日マチルダが買い物へ出かけ帰ってきたところを待ち伏せして、スタンスフィールドの指示で警察の部隊がレオンのアパートへと押し入った。マチルダは特殊警察の部隊に捕まり、部屋に入る時の合図を聞き出し、マチルダは嘘の合図を教える。

その嘘の合図を聞いたレオンは突入してきた特殊警察を逆に返り討ちにする。しかし完全に包囲され逃げれない状態になった部屋の中でレオンは通気口を壊し、マチルダにそこから逃げるよう指示します。しかしレオンが通れないなら一人で逃げるのは嫌だと言うマチルダに、自分一人なら逃げられる策がある、逃げた先で落ち合って一緒にこの町を抜け出そう、根を張った暮らしをしよう。と伝えるのでした。

マチルダを逃がした後、レオンはどさくさに紛れて特殊警察隊のメンバーに紛れ込み、外に出ようとします。後もう少しでアパートの外という時、

レオンの後ろにはいつの間にかスタンスフィールドの姿があった。

レオンは背後から撃たれその場に倒れ込んでしまいます。血まみれで虫の息の中、レオンはスタンスフィールドに声をかけ、強く握りしめた拳の中の物を、マチルダからの贈り物だと言ってスタンスフィールドの手に握らせます。手を開いて中にあるものを見たスタンスフィールドは一言悪態をつきます。

その手に握られていたのは手榴弾のピンで、レオンは体中に大量の手榴弾を巻き付けていたのです。そしてアパートは大爆発。

無事逃げ出しトニーの元へとやってきたマチルダに、トニーはレオンの言う通り預かっているお金はマチルダに定期的に渡すことを約束し、今までの事は忘れて元々マチルダが預けられていた寄宿学校へ戻るよう言います。